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Channel: 湯浅 和夫 – 物流ウィークリー
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第30回: 顧客別物流採算の実態

さて、このセンターで出荷金額の大きい顧客3社について、出荷作業に関わる物流コストと採算を計算したものをみてみましょう。...

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第31回: 採算管理の処方箋

最も問題のある顧客であるB社の算定シートを見ると、コスト高の一番の原因はピース数の割に注文件数が多いことです。「リストピック ケース(件数)」「リストピック ピース(件数)」の処理量が多いことがコストを押し上げています。採算改善のためには受注条件を見直して注文をまとめていくこと、すなわち、注文1件あたりピース数が22.4ピース/件という数字を大きくしていくことが必要です。...

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第32回: 採算が悪い客への処方箋

最大顧客のA社については、採算が悪いのは物流の問題よりも、粗利の金額が低いことに原因があります。しかしながら、採算改善のためには、物流についても、今以上にコストが増えることは決して許容できない状況です。 現在、顧客側から店頭での検品をなくしたい、このために通常のピッキングの後にリストによる再検品を行ってほしいと要望されています。...

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第33回: 利益管理に物流ABCは不可欠

C社のように今は採算的に問題のない顧客でも、コストが高ければ、仮に粗利が下がるようなことがあれば一気に赤字転落という事態につながりかねません。今の粗利を維持することができるよう、常に眼を光らせていることが営業の課題ということになります。...

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最終回: 物流のあるべき姿を明らかに

管理をするうえで必要なことは、現在の状況を客観的につかめること(見える化)と、管理の目標となる物流の「あるべき姿」が、現状と対比できる形で明確に描かれていることである。後者は特に大切である。あるべき姿を描くための切り口は3つある。「採算」「責任区分」「作業時間」である。 「採算」は、物流サービスのあるべき姿を描くための判断基準である...

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